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SAW (ソウ) [趣味]

すごい。
コレはすごい。
これだけ強烈なインパクトの映画を見たのは久しぶりな気がする。
”「CUBE」meets「SEVEN」”の評判は伊達じゃない。
個人的に、見終わった時のインパクトは「セブン」に匹敵するものがあった。


SAW ソウ DTSエディション鎖で足を繋がれた二人。
真ん中にあるのは、自殺死体。

テープ、ノコギリ、銃弾、タバコ、携帯電話・・・

ハート、「X」・・・

 

 

下手なホラー映画なんぞよりよっぽど怖い。
いや、怖いと言うよりは、生理的・感覚的に嫌悪感と言うか圧迫感を感じる。
謎かけ、あるいはその謎解きだけで言えば「セブン」の方が完成されてると思うけど、
全編に張り詰めたこの緊迫感はただ事じゃない。

以下、ネタバレは抑えてますので未見の人もどうぞ♪

新鋭、ジェームズ・ワンなる監督。
ワンと共同で原案を書き、脚本を担当したリー・ワネルなる人物が同時に主演もしてる。
キャストで有名なのはダニー・グローバーくらいなものか。
そのグローバーは、「リーサル・ウェポン」のユーモラスな演技とは
うって変わって鬼気迫るものがある。

サスペンス映画としては、
「セブン」と「羊たちの沈黙」が自分の中の二大傑作だったりします。
でもこの「SAW」、
そこに思いっきり食い込んできた。

ラスト10分の怒涛の展開は本当に凄まじい
もし、犯人が誰かということにラストシーン前に気付いたとしても、
最後のスピード感のある演出は楽しめるような気がする。
ちなみに僕は犯人は気付きませんでした(^_^;)
後から考えると、気付いてもおかしくない伏線はあったわけだけど、
この展開は全く想像してなかった!

●ここから「※※※」までの間にはネタバレが含まれますが
本編をマネて隠蔽工作をしちゃいます。
ドラッグして文字色を反転させれば見えちゃいます♪

「最前列が好き」ということ、それとペンライトが落ちていたという伏線で
犯人が誰かということに気付いてもよかったかも。
でも「最前列」にはやられたな~。
こう来るとは思ってなかった!
確かに真ん中にある死体、何のために置いてあるのか、
初めから不思議には思ってたんだけど。。。
もう一つの「X」とも言える仕掛けでもあったのかな。

※※※(ネタバレここまで)

エンディングで「Directed by JAMES WAN」と出た時、
背景には何もなく、音楽もなく、ある人物の叫び声だけが聞こえてます。
感情移入すれば本気で怖いエンディング、
作品として見れば一本取られた!って感じのエンディング。
どっちにしても、やられた!って感じ。

個人的に、これは「名作」と呼んでいい作品だと思う。
アラ探しをしようと思えば出来なくもないし、
作品全体としては「セブン」の方が上だと思うけど、
とにかくこのインパクトは強烈だった。

かなり残酷且つ猟奇的な描写が多いので、
そのテのものが苦手な人は要注意!
なので一般にお薦めできる作品だとは思えないけど・・・、見ないのは惜しい!
それくらいすごい作品!!
参りました!の1作!!!

見るときは、ジブリ作品とか”口直し”の映画を用意しておくといいかも(笑)


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エイリアンVS.プレデター [趣味]

しかしこういう映画をホントに作ってしまうハリウッドってよく分からんっすね。
まぁ、くだらんと思いつつもそれを見る方も見る方だけど(笑)

エイリアンもプレデターも、過去の作品は全部見てて、
このテのSFホラー/アクションものは嫌いじゃないので、
その流れでつい見ちゃいました。

エイリアンVS.プレデター 1枚組 通常版 

 

エイリアンとプレデターの共演!
ファン感涙の1作!?
うーん。。。

 

断っておきますと、
オイラは、フェイスハガーが顔にひっつこうと
チェストバスターが胸からコンニチワしようと、それくらいの映像なら
平気で楽しめちゃうので、そうじゃない人は見るのやめましょう(笑)

で、この二大巨頭がナニをどーしたら対決するハメになるのか、
まぁ予想通り、まともなストーリーなんちゅーものはなくて
話だけ見たら失笑の嵐です。
ようはエイリアンとプレデターっていう、
メジャーなSFホラーキャラの対決シーンのみが見所なわけね。

正直な話、この2キャラが暴れまくるシーン、
個人的には不覚にも結構楽しめちゃいました♪
それはやっぱり、エイリアン4作、プレデター2作を見たことがあるので
それぞれの個性というかを楽しめた感じ。

プレデターがやたらヒーロー的に描かれているのには笑ってしまうけど、
まさかエイリアンをヒーローにするわけにはいかないしなー(^_^;)
でも色んな武器を使いこなすプレデターは、
実は見せ方によってはカッコイイんじゃないかと思ってしまうのでした。
「プレデター2」でも、強者に対して敬意を示したり、宇宙狩人(?)のカッコよさが
一部描かれてたしね。
「プレデター2」といえば、プレデターの宇宙船内部に、
エイリアンの頭蓋骨が飾ってあることがマニアの間では話題になったそうな。

片やエイリアンの方は、「エイリアン(1)」に出てきた
一番ノーマル(?)な形状に近い感じ。
ギーガーがデザインしたこのエイリアン、
男性器がモチーフになってることは有名な話。
それに対してフェイスハガーは女性器か!?
「1」を見たときのインパクトは強烈なものがあったな~。
「エイリアン2」のようなクイーンエイリアンが今回もご出演。
従順なエイリアンたちの働きぶりがとっても健気♪
それにしても、”宇宙トカゲ”と呼ぶのはやめましょう・・・(笑)

今回驚くべき(?)は、プレデターにフェイスハガーがひっつくこと。
(その場面は直接は出てこない)
つまり、プレデターにエイリアンが寄生するっちゅーことっすね。
で、ラストシーンで、プレデターから飛び出したチェストバスターは
プレデターの特徴を兼ね備えていると。。。
ちなみにマニアの間では、ハイブリッド・チェストバスターと呼ばれているそうな?
含みを持たせたラストシーンってのは、ホラー映画お約束だけど、
「AVP2」なんてものも作られるのか!?
まぁ、個人的には、「エイリアン5」や「プレデター3」なんぞを作るくらいなら
「AVP2」を作ってくれた方がいいと思います(笑)

あ、何だかんだ、いっぱい書いたゾ(笑)
くだらないと思いつつも、し~っかり楽しんでるじゃんか~(^_^;)


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ダ・ヴィンチ・コード [趣味]

転職までの谷間の期間、久々に長編小説を読む時間も出来たので
遅ればせながら読んでみた。

ダ・ヴィンチ・コード (上)

ダ・ヴィンチ・コード (下) 

 

 

 

個人的に通勤中とかに電車内で本を読むという習慣がない。
特に推理小説なんかだと中途半端なところで切れちゃうのがイヤってのもあるし、
今回のダ・ヴィンチ・コードみたいにハードカバーだったりすると
揺れる車内で読むのは。。。腱鞘炎覚悟?
ハリポタの最新刊が出た時に中学生くらいの女の子が頑張って読んでたなぁ(笑)
なので、今回はじっくり腰を据えて読みましたよ。

【以下、ネタバレしまくりです】


結論から言うと、こりゃ面白い♪
表紙がモナリザなので、もっとモナリザ中心の話かと勝手に想像してたけど
実際にそんなこともなくて、それどころかダヴィンチだけってわけでもない。
面白い・・・んだけど、宗教的な色合いが非常に濃いうえに、
聖書に出てくるような難解な言葉も多く出てくるだけに、
そのあたりで好き嫌いがわかれるかも。

逆に敬虔なクリスチャンの人が読むと
(そういう人がこの作品を読むものか分からないけど)、
かなり嫌悪感を持つんじゃないでしょーか?

ちなみにこの本の内容と一部オーバーラップすることが
3月にフジテレビの特番で放送されていて、
それを先に見ちゃったので、部分的に既に知っている内容もあった。
まぁ、知っていても楽しみがスポイルされるものではなかったけど、
「最後の晩餐」に”女性”が描かれているという辺りは知らない方が良かったかなぁ。。。
その辺はこの本が盛り上がる劇的な部分。

この内容、ズバリ言ってしまうと聖杯探し。
聖杯・・・、一般的には最後の晩餐でキリストが使った杯とされているもので
「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」でもターゲットにされたモノ。
「最後の聖戦」ではいくつかの謎かけを解いた先に守護者が聖杯を守っているという設定で、
聖杯は文字通りの”杯”として登場していた。
でもこちらダ・ヴィンチ・コードでは、全く別物として描かれていて、
どちらの真偽・是非はともかくとして、
ダ・ヴィンチ・コードを読んでしまうと、
「最後の聖戦」の解釈は娯楽映画とは言え幼稚に思えてしまう。

まぁ、展開がちょっと強引に思えなくもないところもあったり、
話のオチなんかは賛否両論ありそうな気もするけど、
ミステリー好きな人には自信を持ってお薦めできる一作なのでした。

ルーヴル美術館、テンプル教会、ウエストミンスター寺院・・・など
この本の重要な展開で出てきた名所を巡るツアーも企画されたようだけど
本当に行ってみたくなりました。
かなり詳細な描写があるので、ルーヴルだけでも行ったことがある人は、
その場面はかなり楽しめるような気がします。
実際に行くにはそれ相応の時間とお金がかかるなぁ。。。

このテの宗教的な解釈というのは、たぶん正解というのはなくて
それこそ人によって千差万別なのだと思う。
でもその中で、
「赦しの心は、神がお恵みくださった最高のもの」
という本編最後に出てくる言葉は、唯一の普遍的なものであるような気がした。


トム・ハンクス主演の映画版は来年公開とのこと。
くー、待ちきれん!
絶対見るべし♪


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「ヴィレッジ」 [趣味]

M・ナイト・シャマランと言えば、
個人的には何といっても「シックス・センス」の印象が強烈だった。
「アンブレイカブル」や「サイン」はいまだに見てないけど、
ネットで見る限り、評判イマイチみたい(^_^;)

で、最新作「ヴィレッジ」。
(以下、ネタバレありです)

ヴィレッジ 
初回版は妙に色々解説されたブックレット付き。
・・・てゆーか、シャマラン作品の宣伝と化してます。。。

 

結論から言うと、ちょっと肩透かし食らったような気分。
「シックス・センス」の時はやられた!と思ったけど、
今回は早々にオチが読めました。
どこか気持ちの中で「シックス・センス」の再来を期待してしまうところもあって、
あれと比較すると、あまりにも物足りない。
まぁ、「シックス・センス」のようなどんでん返しを求めすぎるからそう思うのであって、
普通に見ればそこそこの作品だとは思います。
ただ、ストーリーは意外性がないなぁ。
どうもシャマランの作品は、CMとかをホラー的に見せすぎな傾向があって、
この作品も例外じゃないわけだけど、
ホラーっぽい見せ方と、話の展開とでかなりギャップがある。

理想郷、文明批判・・・なんてものがテーマにあるんだろうけど、
イマイチ、伝わってこない。
逆にそういうテーマがはっきり見えてしまうと、
話の謎かけが解けてしまうというジレンマがあるんだろうけど。

キャストは思いのほか豪華な感じかも。
「シックス・センス」ではハーレイ・ジョエル・オスメントが話題になったけど、
今回はブライス・ダラス・ワードが気に入りました♪
後半はほとんど彼女の一人芝居で、盲目という設定を考えると
演技はイマイチ?と思ってしまうところもあるけど(笑)、
イノセントな雰囲気が役柄にはピッタリだったと思う。
それと「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディが怪演!

これを見て、やっぱり「シックス・センス」は名作だったなーと実感。
シャマランにとっては1発目があれだっただけに、
その後作る作品が全部比較されちゃうのはアンラッキーなところかも。
でもやっぱり。。。この「ヴィレッジ」程度ではまったく物足りないワケですよ。

うーん、5点満点で2.5点って感じ!

「エイリアンvsプレデター」の方がヒマつぶしには丁度イイかも(笑)


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ミラー大尉の遺言 ~プライベート・ライアン~ [趣味]

James...earn this.....earn it.....

スティーブン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演の
「プライベート・ライアン」('98年)。
そのクライマックスシーンでの、トム扮するミラー大尉の台詞。

第二次大戦のノルマンディ上陸と、
その中での新兵救出という作戦を描いたこの作品。
今でもスピルバーグの最高傑作だと信じてます。
同時に、個人的に一番好きな映画だったりします。

プライベート・ライアン アドバンスト・コレクターズ・エディション 

 「プライベートライアン
  アドバンスト・コレクターズエディション」

 見た目豪華です(笑)

 

(以下、ネタバレしてます)


アタマに書いた台詞、DVDでは
「ムダにするな、しっかり生きろ」
と訳されている。
ふーん、ナルホド。
この台詞に至るまでのストーリーや伏線を考えると、
この訳が確かにぴったりくるのかも。

earnという単語を調べると、
儲ける、稼ぐ、もたらす、生じる
なんて意味がのってるけど、冒頭の台詞をそのまま直訳してしまうと
どれも意味が通じそうにない。
ちなみにExciteの翻訳ページで訳すと、
「これを稼ぎなさい。それを稼ぎなさい」となる。。。。。
そ、そりゃそーだけどサ(--#


この台詞を言われる相手が、
映画のタイトルにもなっているライアン二等兵(マット・デイモン)。
4人兄弟の末っ子で、3人の兄は全員戦死。
それを知った軍部が、残る末っ子の救出を命じたというストーリー。
何でこの1人だけ特別扱いされるのか、ライアンを助けに行くまでに2人が戦死。
当のライアンも自分ひとりだけ救出されることに疑問を感じ、ここに残ると言い出して
結局ミラー隊一行も戦闘に参加する・・・のがクライマックスシーンで、
最後はミラー大尉も死んでしまいます。


老人になったライアンが、このときのことを回想して
I hope that at least in your eyes,
I've earned what all of you have done for me.
と言っていて、ここでもearnという単語が使われている。
この訳は、
「あなたがして下さったこと・・・、
 私がそれに報いていたら幸せです」
なのでearnという単語は、「やり遂げる」とか「報いる」みたいな意味で使われているっぽい。

自分ひとり助けてもらえることになったライアン。
そのとき助けてもらった命をムダにしないことが「earn this」であり、
その人生をやり遂げることが「earn it」であったのかなと想像してみる。


原題は「Saving Private Ryan」。
戦争という破壊の中で、新兵1人を救出するのに8人の兵士が命をかけるという矛盾。
凄惨を極めるオマハビーチの上陸シーンを初めとして、
皆が人間性を失っていく中で必死に誇りを保とうとするミラー。
そのミラーが命と引き換えにして守った兵士に対して、言った最後の言葉が冒頭の台詞です。
そう考えたとき、"earn"という単語に込められた意味を知りたくなりました。

どなたか、字幕以上に良い対訳を思いついたら教えてください(笑)


 


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W31S・・・ん? [趣味]

ウワサになってたW31Sが正式発表された、ひゃっほう。

ソニエリ好きな人にとっては、ジョグダイヤルがなくなるのは
許せないことなんでしょうかね??
僕的には全然OK。
ドコモのソニエリ端末の180度回転型は、開ける時に持ち直す必要があって
使いづらかったけど、スライド型ならいいと思う。
ワンプッシュでスライドするのも、何だかサイバーな感じがしてカッコイイ。
見た目大きそうな感じもするけど、今ヘビー級のW21CAを使ってるせいか
これくらいなら気にならないような。
実機を見てないので何とも言えないけど、結構いいんじゃないでしょうか♪

ただ気になったのが「オーディオケータイ」という謳い文句。
最近それを売りにする携帯増えてきたかな。

でもW31Sについて言えば、オーディオの部分、悪いけど全然ダメです。
外部メディアが必要で、ソニーのお家芸であるマイノリティなメモリースティック。
しかもATRAC3。
・・・CLIEから進歩しとらん。

携帯に音楽プレーヤーの機能を持たせる・・・それってどうなんでしょ。
このW31S程度の機能なら、中途半端な代用品にしかならないと思う。
自分もそうだけど、そもそもiPodとかを既に使ってる人は
音楽聴くなら絶対そっちを使うでしょ。
逆にそういうプレーヤーを持ってない人は、外部メディアを用意したり
SonicStageなんかで変換したり・・・ってことまでやって音楽聴くものかな?

音楽プレーヤー機能が、今後の携帯の方向性の一つみたいにまで
言われるけど、どんな人がそれを目当てに買うのか見えないなぁ。

iPodShuffleユーザの目から言わせてもらうと、
外部メディアなしで512MB~1GB前後の容量、
AAC対応、
それと大事なのが、「音楽を聴く」のと「メールやWEB」のマルチタスク化。
この辺りが実現できれば、音楽プレーヤーをリプレイスできると思う。
逆にそれが出来ないなら、いつまでたっても代用品の域を出ないような。

まぁ、W31Sも「オーディオケータイ」ではなく「普通の携帯」なら
なかなかイイと思う♪
W21CAにしたばかりだから機種変するつもりはないけど(笑)
早く実機を見てみたいな。

・・・でもソニーは何でこうも一つの規格にこだわるのかね。
SonicStageとATRAC3なんて、iPod買う前にCLIEで音楽聴いてた頃にしか使ったことないっす。
iTunesに対応してくれたら・・・なんてことはないだろうなぁ(--;


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コラテラル [趣味]

公開時に見に行きたかったこの映画、結局行けずにやっとDVDを買いました♪

トム・クルーズと言えば、これまで2度だか3度だかアカデミー賞にノミネートされて、
でも受賞できない。。。
だけじゃなく、共演者や監督が受賞するという何とも不運(?)が続いてた。
アカデミー賞の基準ってイマイチ分からんけど、
今年のディカプリオにしても、アイドル的な目で見られてた人には厳しいのかな??

この「コラテラル」は、”トム・クルーズにオスカーを取らせるための作品”とまで言われてた。
で、蓋を開けてみると・・・・・、
トム・クルーズはノミネートすらナシ!!
おまけに共演のジェイミー・フォックスが助演男優賞にノミネート。
しかもダブルノミネートされた「Ray」で主演男優賞を獲得!!

う~ん、相変わらず”幸運の女神”ぶりを発揮してしまったトム君なのでした。

でもこの作品に限れば、それもちょっと納得してしまう気がする。
と言うのも、ジェイミー・フォックスが完全にトムを食っちゃってる。
この作品でのノミネートは「助演」だったけども、
もはや主演と言ってもいいくらい。
劇中では「コラテラル」という言葉は「巻き添え」という意味で使われているけど、
文字通り、ジェイミー・フォックス演じるマックスの受難劇という感じ。
悪役のトム・クルーズも頑張ってたと思うし、ノミネートくらいしてあげても・・・
という気になったけど、その印象が薄れてしまうくらいジェイミー・フォックスが
印象に残る。

作品自体は、個人的には好きな部類。
ラストにもう少し工夫があってもよかったかな~とも思うけど。
ジャズバンドのシーンがあったけど、何となく全篇にジャズの雰囲気が漂うような
渋い印象の映画でした。

ちなみに「マトリックス」シリーズでナイオビをやってた
ジェイダ・ピンケット・スミス(ウィル・スミスの奥さんね)が
重要な役どころで出てたりします。
ナイオビの印象が強すぎて、検事役は違和感があったなぁ(笑)

今年のオスカーは、何となく前評判と違ってたような。
「オペラ座の怪人」なんかも予告編から”アカデミー賞最有力!!”なんて
謳ってた割りに、さほど盛り上がらなかったし。
何事も、取らぬ狸の皮算用はよろしくないようで。。。(--;


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21グラム [趣味]

「命が消えるそのときに、人は21グラムだけ軽くなる」

というコピーの映画。
前から見よう見ようと思ってて、やっとDVDを買いました。

ひたすら重い。
まだ1回しか通して見てないけど、繰り返し見るのが辛く感じられるほど
重い雰囲気に包まれた作品。
特典映像の中で、ナオミ・ワッツが「ショーン・ペンの役柄はこの作品の中の救い」ということを
言っていたけど、個人的にはあまりそうは感じられなかった。
主人公3人、どれをとっても重苦しく
もう少しだけでも「救い」を描いてもよかったんじゃないかなーと思ってしまった。
ただ、それは感情移入できる作りが秀逸だとも言えるかも。
本当に日常の些細なことで、この映画のようなことは起こり得ると思うし、
主人公3人、自分がそれぞれの立場だったらどう感じてどう行動するか・・・
それを常に考えながら見た作品でした。

ただ、色々なエピソードを時間軸をバラしながら小出しにしているので
見始めてからしばらくは話のつながりがよく分からない。
見ていくうちに、「あ、さっきの場面はここにつながるのね」って分かる。

タイトルの「21グラム」は、冒頭に書いたようなことが終盤にも話として
出てくるけど、もう少しこのタイトルに絡んだエピソードがあってもよかったかな。
気軽にデートで見られるような作品ではないと思うけど、
演出、演技は確かに素晴らしいと思う。
特に主演3人には拍手!


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iPod Shuffleな生活 [趣味]

Shuffleが届いて約1週間。
今までのiPodは既にご隠居されてます。
20GBのリムーバブルディスクとして使おうかな~(^^;

で、Shuffleを使っていくうちに思ったこと。。。

●ヨイこと

・何といっても小さくて軽いこと!これに尽きるでしょ。
  プレーヤーの置き場(ポケット)を考えなくていいというのはホント楽。
  夏になって薄着になれば、さらにこの効果が出ることでしょう。
・これは気のせいかもしれないけど、バッテリーが思いのほか長持ちする気がする。

●気になったこと

・出力レベルの自動調整がない・・・のかな?
  音源にもよると思うけど、曲によってレベルにバラつきがある気がする。
・前にも書いたけど、やっぱり市販のネックストラップを使いたい~。
・iPodの時は使ったあとに同期させると、iPodで聴いた曲がiTunesの再生回数や
  最近再生した曲に反映されたけど、それがなくなった??
  どーでもいーことなんだけど、どの曲の再生回数が多いかというのが
  密かな楽しみ(?)になってたので、ちょいと残念。
  実は同期させる方法があるのかな??

ま、小さくしたことで出来なくなったことがあるのは仕方ないかな~というレベル。
それよりもiPodでさえ大きく感じて、どこに持つかを思案していたオイラにとっては
Shuffleは救世主だったりするわけです♪
ネットを見ていたら、クリップ式のキャップやストラップホールが付いてそうなケースも
発売されるとのことで、その辺を使えばもっと使いやすくなりそう。
(あくまでネックストラップにこだわるオイラなのでした)


アンジェリーナ・ジョリー 「テイキング・ライブス」 [趣味]

遅ればせながらDVDで見てみました。
ネットでこの映画のことを調べると、イマイチ評判良くないみたい(笑)
とは言え、個人的にこのテのサスペンスものが好きなんで楽しみでした。

で、「セブン」を思い出してしまったタイトルロールにちょっとワクワク。
前振りが長い気もするけど。。。
たしかに謎の多く含んだ連続殺人事件・・・というサスペンス好きにはたまらない要素はあるんだけど、
もう一つ盛り上がりに欠ける気がしたなー。
犯人は誰か、というだけなら勘が鋭い人(そうでなくても?)なら
早い段階で気づくんじゃないでしょうか。
DVDの特典で、監督が「犯人は誰かよりも動機が問題」みたいなことを
言ってたけど、確かにそれは分かる。
でもその分、展開が地味~な感じになっちゃった気がする。

アンジェリーナは魅力的ですわ。
個人的には「トゥームレイダー」みたいなものより、
今回のFBI捜査官なんていうインテリな役の方が似合ってると思う。
イーサン・ホークとの濡れ場もあって、
しっかりすっぽんぽんになってたりする。
ストーリー上は一応意味はあるんだけど、サービス(笑)としか思えません(^^;

「セブン」のような謎かけや強烈なラストシーンがあるわけでもなく、
ちょっと期待ハズレというか、期待を持ちすぎちゃったかな~。
デビット・フィンチャーあたりが監督をやれば、違ったものになったかも。

ちなみにキーファー・サザーランドファンの人にとっては見る価値なしなので(笑)、
名前が大きく出ているからと言って手を出してはイケマセン(^^;


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